子ども部屋や省スペース目的で使われることの多い2段ベッド。
一方で、地震が起きたときに
「倒れたらどうなるのか」
「本当に安全なのか」
と不安に感じる人も多いはずです。

結論から言うと、2段ベッドは地震で倒れる可能性があります。
ただし、正しく対策すればリスクを大きく下げることも可能です。

この記事では、2段ベッドの地震時の危険性と、現実的な対策を解説します。

2段ベッドは条件次第で倒れる

2段ベッドは構造上、

  • 高さがある
  • 重心が高い
  • 揺れの影響を受けやすい

という特徴があります。

特に次の条件が重なると、転倒・大きく傾く危険性が高まります。

  • 固定されていない
  • 軽量フレーム
  • 床がフローリングで滑りやすい
  • 壁から離れて設置されている

地震で起こりやすい2段ベッドの危険

横揺れで転倒・傾く

地震の横揺れは、背の高い家具ほど影響を受けます。
2段ベッドは揺れに耐えきれず、片側に倒れ込むケースがあります。

上段からの落下

揺れによって、

  • 寝ている人が振り落とされる
  • 柵を越えて落下する

といった事故も考えられます。

特に子どもが上段で寝ている場合、重大なケガにつながる恐れがあります。

周囲の家具を巻き込む

倒れた2段ベッドが、

  • タンス
  • デスク

にぶつかり、連鎖的に被害が広がる可能性もあります。

2段ベッドの地震対策で必ずやるべきこと

壁に固定する

最も効果的なのが、転倒防止固定です。

  • 転倒防止金具
  • ベルト式固定具

壁に固定するだけで、倒れるリスクは大きく下がります。

賃貸の場合は、穴あけ不要タイプを選びましょう。

上段には軽い人が寝る

上段は必ず、

  • 体重の軽い人
  • 成長途中の子ども

に使わせましょう。

大人が上段で寝るのは、地震対策としてはおすすめできません。

ベッド周りに物を置かない

落下物によるケガを防ぐため、

  • 照明
  • フックに掛けた物

はできるだけ近くに置かないことが重要です。

置き場所も重要なポイント

窓の近くは避ける

地震でガラスが割れると、非常に危険です。
2段ベッドは、窓から離れた位置に設置しましょう。

出入口をふさがない配置にする

倒れた場合に、

  • ドア
  • 避難経路

をふさがない配置を意識してください。

ロフトベッド・システムベッドも注意

2段ベッドと同様に、

  • ロフトベッド
  • 高さのあるシステムベッド

も地震時のリスクは高めです。

「省スペース=安全」ではない点に注意しましょう。

それでも不安な場合の選択肢

どうしても不安な場合は、

  • 下段だけを使う
  • 一時的に布団で寝る
  • 低いベッドに買い替える

といった判断も、立派な地震対策です。

2段ベッドは「固定」と「配置」で安全性が変わる

2段ベッドは、
何もしなければ危険になりやすい家具です。

しかし、

  • 固定する
  • 置き場所を見直す
  • 使い方を工夫する

ことで、リスクは確実に下げられます。

「もしも地震がきたら」、まず守るべきは、寝ているときの安全です。