地震対策というと、リビングや玄関を優先しがちですが、子ども部屋は最優先で対策すべき場所のひとつです。

理由は単純で、子どもは

  • とっさに判断できない
  • 自分で逃げられないことがある
  • 寝ている時間が長い

という特徴があるからです。

この記事では、子ども部屋で何から地震対策をすべきかを、優先順位をつけて解説します。

最優先は「寝ているときの安全」

ベッド周りに倒れるものを置かない

地震は、夜中や早朝に起きることも多いです。

まず確認したいのが、

  • ベッドの横に棚がある
  • 枕元に背の高い家具がある
  • 頭の上に物が落ちてくる位置にある

といった配置です。

寝ている子どもの上に倒れる可能性がある家具は、最優先で対策しましょう。

ベッドの位置を見直す

次に重要なのが、ベッドの置き場所です。

  • 窓の下に置かない
  • 照明やエアコンの真下を避ける
  • 出入口をふさがない位置にする

ガラスの飛散や、避難経路を塞ぐリスクを減らせます。

家具の固定は必須

背の高い家具は必ず固定する

子ども部屋に多いのが、

  • タンス
  • 本棚
  • 学習机の棚部分

これらは地震時に簡単に倒れます

  • 転倒防止ベルト
  • 突っ張り棒

を使い、必ず固定しましょう。

固定できない家具は置かない判断も必要

どうしても固定できない場合は、

  • 低い家具に替える
  • 別の部屋に移す

という判断も、立派な地震対策です。

落下物を減らす工夫

棚の上に物を置かない

地震時に危険なのは「倒れるもの」だけではありません。

  • おもちゃ
  • 収納ボックス

落ちてくるだけでも、子どもにとっては大きな危険です。

棚の上は、できるだけ空にするのが理想です。

フックや壁掛けにも注意

壁に掛けたものも、揺れで外れることがあります。

  • フックは耐震タイプを使う
  • ベッドの上には掛けない

この意識だけで、事故を防げます。

子どもが自分で動ける環境を作る

出入口をふさがない

地震後、部屋から出られない状況は非常に危険です。

  • ドアの前に家具を置かない
  • 倒れた家具がドアを塞がない配置

を意識しましょう。

足元の安全も重要

割れ物が多いと、地震後に歩けなくなります。

  • ガラス製の物を置かない
  • 割れやすい収納ケースを避ける

子どもが裸足でも動ける環境を目指しましょう。

年齢に合わせた対策も忘れずに

小さい子どもには、

  • 家具の角にクッション
  • 引き出しの飛び出し防止

少し大きくなったら、

  • 地震が起きたらどうするか話しておく
  • 寝ているときの行動を教える

といった対策も大切です。

子ども部屋の地震対策は「完璧」より「確実」

すべてを一気に完璧にする必要はありません。

  • まずは寝る場所
  • 次に家具固定
  • 最後に細かい見直し

この順番で進めるだけでも、安全性は大きく向上します。

「もしも地震がきたら」、子どもを守れるのは、日常の備えです。